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2026.10.26 バナー広告、WEB広告、機能説明、活用方法

ディスプレイ広告とは?種類や仕組み、費用までわかる基礎知識

ディスプレイ広告とは?種類や仕組み、費用までわかる基礎知識

Web広告を検討していると、「ディスプレイ広告」という言葉を目にすることがあります。

しかし、「どこに表示される広告なの?」「どのようなユーザーに配信できる?」など、具体的な仕組みまではわからない方も多いのではないでしょうか。

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリなどの広告枠に表示される広告です。画像やテキスト、動画などを活用して、商品・サービスをまだ知らない潜在層から、購入を検討しているユーザーまで幅広くアプローチできます。

この記事では、ディスプレイ広告の仕組みや種類、代表的な媒体、ターゲティング、課金方式、向いている企業・目的などを初心者にもわかりやすく解説します。

ディスプレイ広告とは?

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリなどに設けられた広告枠に表示されるWeb広告です。

画像を使用した広告が多いため「バナー広告」と呼ばれることもありますが、実際には画像だけでなく、テキストや動画などさまざまな形式があります。

検索結果に表示されるリスティング広告とは異なり、ユーザーがWebサイトを閲覧したり、アプリを利用したりしているタイミングで広告を表示できることが特徴です。

また、ディスプレイ広告は商品・サービスをまだ知らない潜在層への認知拡大だけでなく、Webサイトを訪問したことがあるユーザーへの再アプローチや、商品購入・問い合わせなどのコンバージョン獲得にも活用できます。

Google広告でも、ディスプレイキャンペーンの目的として、認知や比較検討だけでなく、販売促進、見込み顧客の獲得、Webサイトへのアクセスなどが挙げられています。

ディスプレイ広告とリスティング広告の違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ディスプレイ広告が配信される仕組み

ディスプレイ広告は、広告主が設定したターゲットや入札、広告の内容などをもとに、Webサイトやアプリなどの広告枠へ配信されます。
たとえば、特定の商品に興味を持っているユーザーを対象にしたり、自社のWebサイトを過去に訪問したユーザーへ再び広告を表示したりできます。

広告枠への掲載はオークションによって決定されることが一般的です。
Google広告では、広告枠ごとにオークションが行われ、入札単価だけでなく広告の品質なども考慮して掲載される広告が決定します。
そのため、単純に広告費を高く設定すれば必ず広告が表示されるわけではありません。

ターゲティングや入札戦略、クリエイティブなどを適切に設定しながら運用することが重要です。

ディスプレイ広告の主な種類

ディスプレイ広告には、画像や動画などを使用したさまざまな広告形式があります。
媒体によって利用できる広告タイプは異なりますが、代表的な種類を紹介します。

バナー広告

バナー広告は、画像を使って商品やサービスを訴求する広告です。

広告枠のサイズに合わせて作成した画像を表示するため、デザインやレイアウトを細かく調整できることが特徴です。
商品写真やブランドイメージ、キャンペーン情報などを視覚的に伝えられるため、認知拡大から商品・サービスの訴求まで幅広く利用できます。

一方で、掲載する広告枠に合わせて複数サイズのクリエイティブを用意する必要がある場合があります。

レスポンシブディスプレイ広告

レスポンシブディスプレイ広告は、画像や見出し、説明文、ロゴ、動画など複数の素材を登録し、広告枠に合わせて自動的に組み合わせて表示する広告です。
Google広告では、登録されたアセットをGoogle AIが組み合わせ、掲載する広告枠に合わせてサイズや表示形式などを調整します。

さまざまな広告枠へ対応しやすいため、広告主が広告サイズごとに大量のクリエイティブを作成する負担を軽減できる点もメリットです。

動画を活用した広告

ディスプレイ広告では、動画を使用できる媒体や広告フォーマットもあります。
静止画では伝えにくい商品の使い方やサービスの特徴、ブランドの世界観などを映像で表現できることが特徴です。

たとえばYahoo!広告 ディスプレイ広告では、バナー(動画)やレスポンシブ(動画)などの広告タイプが用意されています。

ただし、動画広告の仕様や掲載場所は媒体や広告タイプによって異なるため、出稿前に最新の入稿規定を確認しましょう。

動的ディスプレイ広告

動的ディスプレイ広告は、商品データなどを登録したフィードを活用し、ユーザーに合わせた商品やサービスを自動的に表示する広告です。
たとえばECサイトで複数の商品を取り扱っている場合、ユーザーが閲覧した商品や関連する商品を広告として表示するといった活用ができます。

商品数が多いECサイトや旅行、不動産など、ユーザーによって訴求したい内容が異なるサービスと相性のよい広告形式です。

ディスプレイ広告の代表的な媒体

ディスプレイ広告を配信できるサービスは複数あります。
国内で代表的なのが、Google広告とLINEヤフー広告 ディスプレイ広告です。

媒体 主な特徴
Google広告 Webサイトやアプリ、YouTube、Gmailなど幅広い場所に広告を配信できる
LINEヤフー広告 ディスプレイ広告 LINEヤフーの各サービスや提携パートナーサイトなどへ広告を配信できる

Google広告

Googleのディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ、YouTube、Gmailなど幅広い場所へ広告を表示できます。
Google公式によると、ディスプレイ広告は300万以上のWebサイト、65万以上のアプリなどに掲載できます。

ただし、2026年現在はGoogleのディスプレイ広告に大きな変更が進められています。

Googleはディスプレイ広告キャンペーンをDemand Genへ移行しており、2026年6月から対象となる広告主が移行ツールを利用できるようになりました。

今後は新しいキャンペーンの作成方法なども変更される予定のため、Google広告でディスプレイ広告を出稿する際は最新情報を確認することが重要です。

LINEヤフー広告 ディスプレイ広告

LINEヤフー広告 ディスプレイ広告は、LINEやYahoo! JAPANなど、LINEヤフーが提供するさまざまなサービスへ広告を配信できるディスプレイ広告です。

運用型では、バナー(画像・動画)、レスポンシブ(画像・動画)、カルーセル、動的ディスプレイ、テキストなど複数の広告タイプが用意されています。
また、ユーザーの属性や興味関心などを活用したターゲティングにも対応しています。

Google広告とLINEヤフー広告では配信面やターゲティング、広告フォーマットなどが異なるため、自社の商品・サービスや広告の目的に合わせて選択しましょう。

ディスプレイ広告で利用できるターゲティング

ディスプレイ広告の大きな特徴のひとつが、さまざまな条件を利用して広告の配信対象を設定できることです。
ターゲティングは、大きく「誰に広告を配信するか」と「どのような場所に広告を配信するか」の2つに分けると理解しやすくなります。

ユーザーを指定するターゲティング

年齢や性別などの属性、興味・関心、購買意向などをもとに、広告を届けたいユーザーを絞り込みます。
媒体によって利用できる項目は異なりますが、代表的なものには以下があります。

  • 年齢・性別などの属性
  • 興味・関心
  • 購買意向
  • 地域
  • 過去に自社サイトを利用したユーザー

商品・サービスを利用する可能性が高いユーザーを想定して設定することが重要です。

配信する場所やコンテンツを指定するターゲティング

ユーザー自身ではなく、広告を掲載するWebサイトやアプリ、コンテンツなどを指定する方法もあります。
商品やサービスとの関連性が高いWebページなどに広告を掲載することで、ターゲットとなるユーザーとの接点をつくります。

ただし、ターゲットを絞り込みすぎると広告を表示できるユーザーが少なくなる可能性があります。
広告の目的や配信状況を確認しながら調整しましょう。

リターゲティング・リマーケティング

過去に自社のWebサイトやアプリを利用したユーザーへ、再び広告を表示する方法です。

一度商品ページを閲覧したものの購入しなかったユーザーなどへ再アプローチできるため、比較検討期間が長い商品・サービスなどでも活用できます。
なお、「リターゲティング」「リマーケティング」など名称は媒体によって異なり、現在は「データセグメント」など別の名称が使用されるケースもあります。

ディスプレイ広告の課金方式と費用

ディスプレイ広告を検討するときに気になるのが「どのくらい費用がかかるのか」ではないでしょうか。
ディスプレイ広告では、媒体やキャンペーンの目的、入札方法などによって課金の仕組みが異なります。

代表的な課金方式が「クリック課金(CPC)」と「インプレッション課金(CPM)」です。

クリック課金(CPC)

クリック課金は、ユーザーが広告をクリックした場合に費用が発生する仕組みです。
広告が表示されただけでは料金が発生しないため、Webサイトへのアクセスや商品・サービスページへの誘導などを重視する場合に活用できます。

CPCは「Cost Per Click」の略で、広告1クリックあたりの費用を「クリック単価」と呼びます。

インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金は、広告の表示回数を基準に費用が発生する仕組みです。
CPMは「Cost Per Mille」の略で、一般的には広告1,000回の表示あたりの費用を表します。

多くのユーザーへ広告を表示することを重視するため、商品・サービスやブランドの認知拡大などに活用されます。

ディスプレイ広告の費用はどのくらい?

ディスプレイ広告には、「1クリック○円」「月額○万円」といった一律の料金はありません。
実際の費用は、広告を配信する媒体やターゲット、競合状況、入札戦略、配信期間などによって変動します。

そのため、まず広告の目的を明確にしたうえで予算を設定し、配信後のクリック数やコンバージョン数などを確認しながら調整することが重要です。

単純な広告費の安さだけではなく、CPA(顧客獲得単価)やROAS(広告費用対効果)など、広告の目的に合った指標で成果を判断しましょう。

ディスプレイ広告のメリット

  • 潜在顧客へアプローチできる:興味・関心や属性などを活用し、まだ自社の商品・サービスを知らないユーザーにも広告を配信できます。
  • 画像や動画で視覚的に訴求できる:商品写真や動画を使い、テキストだけでは伝えにくい商品の魅力やブランドイメージを表現できます。
  • さまざまなターゲティングを活用できる:ユーザーの属性や興味・関心、Webサイトの利用状況などをもとに、目的に合わせて配信対象を設定できます。

認知拡大から特定ユーザーへの再アプローチまで、目的に合わせて幅広く活用できることがディスプレイ広告の強みです。

ディスプレイ広告のデメリット

  • 成果につながるまで時間がかかる場合がある:潜在層にも配信するため、広告を見たユーザーがすぐに購入や問い合わせに至るとは限りません。
  • 配信対象が広くなりすぎる場合がある:設定によっては、商品・サービスとの関連性が低いユーザーにも広告が配信される可能性があります。
  • クリエイティブの継続的な改善が必要:同じ広告を長期間配信すると見慣れられる可能性があるため、複数のクリエイティブを比較しながら改善することが大切です。

ディスプレイ広告の効果を高めるには、目的やターゲットを明確にし、配信結果を確認しながら改善を続けることが重要です。

ディスプレイ広告はどんな企業・目的に向いている?

ディスプレイ広告は幅広い用途で利用できますが、特に以下のような目的を持つ企業に向いています。

  • 商品やサービスの認知を広げたい
  • 画像や動画で商品の魅力を伝えたい
  • Webサイト訪問者へ再アプローチしたい
  • 比較検討期間が長い商材を扱っている
  • 多くの商品を扱っている

ただし、ディスプレイ広告だけですべての広告目的をカバーする必要はありません。
ユーザーが商品・サービスを検索しているタイミングへのアプローチを重視する場合は、リスティング広告などと組み合わせる方法もあります。

まとめ

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリなどの広告枠を活用し、画像やテキスト、動画などでユーザーへアプローチするWeb広告です。
商品・サービスをまだ知らない潜在層への認知拡大だけでなく、Webサイトを訪問したユーザーへの再アプローチや、商品購入・問い合わせなどのコンバージョン獲得にも活用できます。

効果的に運用するためには、広告の目的を明確にし、適切な媒体やターゲティング、課金方式、クリエイティブを選ぶことが重要です。
「どの媒体を選べばいいかわからない」「自社の商品にディスプレイ広告が向いているのかわからない」「広告を配信しているものの成果につながらない」といったお悩みがある場合は、広告運用の専門会社へ相談する方法もあります。

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