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2026.04.10 LINE公式アカウント、機能説明、活用方法

既読API(Mark-as-Read API)とは?ユーザーとのやり取りの質を高める機能

既読API(Mark-as-Read API)とは?ユーザーとのやり取りの質を高める機能

LINE公式アカウントでは通常、ユーザーがメッセージを送信すると自動的に既読表示されます。しかし、オペレーターが実際に確認する前に既読が付くため、「読まれているのに返事が来ない」という印象を与える可能性があります。

既読API(Mark-as-Read API)は、オペレーターが実際にメッセージを確認したタイミングでのみ既読を付与できる機能です。これにより、より自然で信頼性の高いコミュニケーションが可能になります。

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LINE公式アカウントの既読機能と課題

通常、LINE公式アカウントではユーザーがメッセージを送信すると、自動的に既読が表示されます。
これは「自動既読設定機能」と呼ばれ、システムが受信を即座に通知するための仕組みです。ユーザーはメッセージが企業に届いたことをすぐに認識でき、問い合わせの安心感が担保されます。
ただし、実際にはまだオペレーターが確認していない場合でも既読が付いてしまうため、既読=対応開始と受け取られやすい状況では、「読まれているのに返事が来ない」という印象が残る可能性があります。多拠点・多人数体制や、ボット(AI応答)と有人チャット応答を組み合わせる運用では、このギャップが顕在化しやすい点も注意が必要です。

既読API(Mark-as-Read API)の概要

既読APIは、メッセージの既読表示を企業側で制御できるオプション機能です。
オペレーターがメッセージを実際に確認したタイミングでのみ既読を付与できるため、一般的なユーザー同士のLINEのやり取りに近い自然なコミュニケーションが可能になります。
特に、問い合わせ対応やカスタマーサポートの場面では、既読表示と実際の対応タイミングのズレが顧客満足度に影響することがあります。この機能により、「確認したから既読」という分かりやすい合図を提供でき、応答の誠実性・透明性を高めることができます。

導入・運用のポイント

既読APIを導入すると、通常の「メッセージ到着=自動既読」の仕組みは停止します。
代わりに、運営側がAPIリクエストを送信したタイミングでのみ既読が表示されます。つまり、運営側が何も操作しなければ既読は一切付きません。部分的に自動/手動を混在させる使い分けは不可で、すべての受信メッセージが同じルールで扱われます。
これにより、ユーザーからは「いつもならすぐ既読が付くのに、今回は付かない」という印象を持たれる可能性があります。初期導入時はプロフィールや自動応答メッセージに「順次確認のうえ対応します」などの文言を明記し、期待値を適切に案内するのが安全です。運用ルール(誰が・いつ・どの条件で既読を打つか)を明文化し、チーム内で共有しておくことが重要です。

既読を付けるタイミング

既読APIを効果的に活用するには、「既読を付けるタイミング」の設計がポイントです。
LINEヤフー社が提供する開発者向けガイドラインでも、「ユーザーから新しいメッセージが送信された際には、必ず既読APIのリクエストを送信する」ことが推奨されています。
特に重要なのは、返信を送る前に既読を付けることです。既読を付け忘れたまま返信すると、ユーザーの画面には「未読なのに返事が来た」という不自然な状態が表示されます。

■理想的な流れ(例)

  1. ユーザーからメッセージが届く(Webhook受信)
  2. スタッフが内容を確認する(または有人対応に割り当て)
  3. 「既読を付ける」処理を行う(APIリクエスト送信)
  4. 必要に応じて返信を送る(定型回答/個別回答)

この順序を守ることで、自然で信頼感のあるやり取りが可能になります。自動化する場合は、「割り当て完了」や「担当者がチャットを開いた」などのトリガーで既読を打つと、人的ミスを減らせます。

メリットと注意点

■ 活用例と期待効果

  • AI→有人対応の切り替えタイミングでの既読付与
    初期対応をAIが行い、有人チャットに移行する際に既読を付けることで、対応フェーズの変化をユーザーに明確に伝えられます。これにより、ユーザーは「人が対応してくれる段階に入った」ことを認識でき、安心感と透明性が向上します。
  • 実際の確認タイミングに合わせた既読管理
    オペレーターが実際にメッセージ内容を確認した時点でのみ既読を付与することで、「読んだのに返事がない」という誤解を防げます。これは顧客との信頼関係構築において重要な要素となります。
  • チーム内での対応状況共有
    既読を付けたタイミングを基準として、どの担当者がどの問い合わせに対応中かを明確に把握できます。複数人でのカスタマーサポート運営において、重複対応や対応漏れの防止に効果的です。

■ 導入時の注意点

  • 標準チャット機能の利用制限
    既読APIを有効化すると、LINE Official Account ManagerやLINE公式アカウントアプリ内の標準チャット画面は利用できなくなります。LINEチャットPlusや外部のチャット管理システムとの連携を前提とした設計が必要です。
  • ユーザーへの適切な期待値設定
    導入初期は「既読が付かない=対応が遅れている」と誤解される可能性があります。プロフィール欄、自動応答メッセージ、営業時間案内などで「順次確認して対応いたします」といった説明を明記しておくと安心です。
  • 運用指標の設定と管理
    既読API導入後は、以下の時間を指標として管理することで、運用改善のポイントが明確になります。

    • 受信から初回既読までの時間
    • 既読から初回返信までの時間
    • 問い合わせ完了までの総所要時間
  • 品質管理体制の構築
    既読を付けた担当者と対応内容を記録として残し、定期的に振り返りを行える体制を整備しましょう。これにより、対応品質の継続的な改善が可能になります。

既読APIの導入手続き

既読APIを利用するためには、LINEヤフー社の審査や認定パートナーとの連携が必要で、いくつかの申請や設定作業を順に進める必要があります。各工程には数日から1週間程度かかる場合があり、並行して進められるものもありますが、全体を通して余裕をもって計画することが大切です。スムーズに進んだ場合でも、おおよそ1か月程度はかかると見込んでおくと安心です。

■導入手続きの流れ

  1. 認証済みアカウントの取得(5〜10営業日)
    まず、LINE公式アカウントの認証済みステータスを取得する必要があります。認証済みアカウントは、企業としての信頼性が担保されたアカウントで、API機能の利用には必須です。申請時には企業情報、事業内容、利用目的などの詳細な書類提出が求められます。審査では、実在する法人であることの確認や、アカウント運用方針の妥当性などがチェックされます。
  2. 認証プロバイダー申請(5〜10営業日)
    既読APIを含む高度なAPI機能を利用するためには、認証プロバイダーとしての承認が必要です。この申請では、システム開発体制、セキュリティ対策、運用保守体制などが審査されます。技術仕様書や運用マニュアルの提出も求められるため、事前に開発計画を具体化しておくことが重要です。
  3. オプションAPI利用申請(5〜10営業日)
    既読API(Mark-as-Read API)は、LINE公式アカウントのオプション機能として提供されています。利用申請では、具体的な利用用途、想定する月間利用量、システム構成図などの詳細な情報提出が必要です。また、プライバシーポリシーやデータ管理体制についても審査対象となります。
  4. 必要に応じてテストアカウント作成(5〜10営業日)
    本格運用前の検証のため、テスト用のアカウント作成を行います。このテストアカウントでは、実際のユーザーとのやり取りを模擬した動作確認が可能です。特に既読APIの動作タイミングや、既存システムとの連携部分については、入念なテストが必要です。
  5. 開発・検証
    承認後、実際のシステム開発と検証作業を行います。既読APIの呼び出し処理、エラーハンドリング、ログ管理機能などを実装し、様々なシナリオでの動作確認を実施します。この段階では、オペレーターの研修や運用マニュアルの整備も並行して進めることが重要です。
  6. 本番運用開始
    全ての準備が整った段階で、本番環境での運用を開始します。初期運用時は、既読表示の変化についてユーザーへの周知を行い、問い合わせ対応の品質向上効果を測定・分析していきます。
    ※手続き2、3については、LINE認定パートナー(セールスパートナー)経由での申請が必須となります。認定パートナーは、LINEヤフー社が認定した技術力と実績を持つ企業で、申請サポートから開発支援まで一貫したサービスを提供しています。
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まとめ

既読APIは、実際の対応タイミングに合わせた既読管理を可能にし、より自然で信頼性の高いコミュニケーションを実現する機能です。
導入には一定の準備期間が必要ですが、期待値コントロールの明確化、運用負荷の平準化、ユーザーの安心感の向上という具体的な効果が期待できます。特に外部サポートツールや既存CRMとの連携を検討している企業にとって、導入価値は大きいでしょう。

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