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2025.06.24 SNS広告、WEB広告、活用方法

SNS広告の種類と特徴まとめ|目的別に最適な広告の選び方を紹介

SNS広告の種類と特徴まとめ|目的別に最適な広告の選び方を紹介

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、ユーザー同士が交流し、情報を共有するためのインターネットサービスです。代表的なものにはFacebook、Instagram、X(Twitter)、TikTokなどがあります。

現在、多くの企業がSNS広告を活用してターゲットユーザーにリーチしています。SNS広告は、従来のマス広告よりもターゲティング精度が高く、費用対効果の高い施策として注目されています。

SNSはインターネットが一般ユーザーでも使用できるようになった1990年代後半ぐらいからすでに存在していました。
日本において代表的なサイトだったのは、巨大掲示板サービス「2ちゃんねる」です。
ちなみに2017年10月に2ちゃんねる(「2ch.net」)は5ちゃんねる(「5ch.net」)へと名称およびドメイン名が変更されました。

その後、世界中で様々な進化をしながら現在の多様なSNSへ発展していったのです。

本記事では、主要なSNS広告の種類と特徴を詳しく解説し、目的別の最適な選び方についても紹介します。SNS広告を活用したマーケティングを成功させるためのポイントを押さえていきましょう。

SNS広告の仕組み

SNS広告では、ユーザーの検索履歴や行動履歴などから興味関心を分析し、そのデータを基に興味関心のあるターゲットのみに配信することができるため、非常に効率が良くなりました。
また、配信できる広告の種類やサイズなどを細かく設定できるため、ユーザーに合わせて最適な広告を設計できます。詳しくは各SNS広告で紹介します。

SNS広告は『運用型広告』と呼ばれ、配信後にターゲットや広告クリエイティブを調整できる点が特徴です。
リアルタイムでデータを分析し、パフォーマンスを最適化できるため、従来のテレビCMや新聞広告などの『純広告』と比べ、費用対効果が高いとされています。

今まではアプローチすることが難しかったユーザーにリーチできるようになったのがSNS広告です。
特に若年層は純広告やマス広告に触れる機会が著しく減少していますが、その代わりにSNSの投稿や閲覧に多くの時間を割いています。
時代の変化により、若年層の情報収集の場はSNSへとシフトしています。
この変化に対応できた企業こそ、彼らの興味を引きつけ、効果的にアプローチできるのです。

※参考:消費者庁「若者のSNS利用率は高く、他の年齢層よりも長時間利用している」

SNS広告の種類と特徴を解説

今回の記事では各SNSの簡単な概要と広告の種類、各広告の簡単な説明を紹介します。

LINE広告

LINEは日本国内で約9,700万人(2024年9月時点)の月間アクティブユーザーを抱える、日本最大級のSNSプラットフォームです。
幅広い年齢層(10代~60代)にアプローチできる点が特徴で、ECサイト、店舗ビジネス、BtoCサービスの集客に最適です。

ただしLINEは広告出稿するまでの手順が多く、広告の審査が厳しく時間がかかる傾向があるので、広告出稿するまでに断念してしまうこともあるようです。

弊社総合アドはLINE広告の運用サポートを行っていますので、気になった方は是非お気軽にお問い合わせください。

LINEのユーザー状況

⽉間アクティブユーザー数:約9,700万人(2024年9月末時点)

ユーザー年齢層:若年層から高齢層

参考:【公式】LINE広告|LINEヤフー for Business 月間9,700万人(2024年9月末時点)が利用するLINEに、最適な形で広告が配信できます

LINE広告の種類

トークリスト トーク画面上部に表示される広告です。最も閲覧される広告です。
LINE NEWS LINEアプリ下部の「ニュース」に表示される広告です。
LINE VOOM(旧タイムライン) ショート動画を閲覧できる箇所に表示される広告です。
ウォレット LINE Payなどを管理するLINEのおサイフ欄に表示される広告です。
ホーム LINEアプリ下部の一番左にある、友達管理や設定をする箇所に表示されます。
LINE公式アカウント LINE公式アカウントのトーク画面上部に表示されます。
LINEマンガ LINEアプリ内ではなく、LINEマンガアプリに表示される広告です。
LINEチラシ ウォレットタブからLINEチラシにアクセスすると画面上部に表示されます。
LINEクーポン ウォレットタブからLINEクーポンにアクセスすると画面下部に表示されます。
LINEポイントクラブ ウォレットタブからLINEポイントクラブにアクセスすると画面上部にスライドショー形式で表示されます。
LINEオープンチャット ホーム画面からオープンチャットにアクセスすると画面上部に表示されます。

Facebook広告

Facebookは今回紹介するSNSの中で唯一実名登録制なので、より正確にターゲティングできる点が特徴です。
Facebookは、30〜40代の利用者が多く、ビジネス目的の広告配信に適している SNSです。特に、実名登録制のため、職業や興味関心に基づいた精度の高いターゲティング が可能です。

Facebookのユーザー状況

⽉間アクティブユーザー数:不明(2019年を最後にデータの公開がされていないため)
ユーザー年齢層:30代~40代が最も高く、10代と50代以降は利用率が低いです

参考:総務省情報通信政策研究所 令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書

Facebook広告の種類

Facebookフィード Facebook内のタイムラインに表示される、最もベーシックで効果を期待できる広告です。
Facebookストーリーズ ストーリーズ内に表示できる広告です。フルサイズで動画を流せるので、インパクトを与えることができます。
Facebook動画とリールのインストリーム ユーザー投稿の間に表示される広告です。リール広告はいいね、コメント、シェアをすることができます。
Facebook Marketplace Facebookのマーケットプレイスでは、ユーザーが探している商品に関連した広告を表示できます。

Instagram広告

Instagram広告では、ビジュアルのクオリティが重要視されます。 魅力的な画像や動画を活用することで、ブランドイメージの向上や高いエンゲージメントが期待できます。

Instagramのユーザー状況

⽉間アクティブユーザー数:6,600万人以上(2023年12月時点)
ユーザー年齢層:10代・20代の利用率が最も高く、50代までの年齢層でも半数近くが利用しています。

※参考:X|Instagram マーケティング JP

Instagram広告の種類

フィード タイムラインに表示される広告です。広告に対していいねやコメントをすることができます。
ストーリーズ ユーザー投稿してから24時間で自動的に削除されるコンテンツです。ですが広告は24時間経っても削除されません。
発見タブ 虫眼鏡マークをタップして検索すると表示される広告です。ユーザーの投稿と殆ど変わらないため、嫌悪感を抱きにくいです。
リール ユーザーが投稿したリールの間に表示される全画面の広告です。Facebook同様いいね、コメント、シェアをすることができます。

 

X(Twitter)広告

X広告は拡散される可能性が他のSNSより高いことが特徴です。
そのため真面目な広告というよりは、ユーモアのある広告のほうがXでは向いています。

Xのユーザー状況

⽉間アクティブユーザー数:約4,500万人(2017年10月時点)
ユーザー年齢層:20代を中心に10代~30代の年齢層に広く利用されています。40代の利用者も4割を超えており、幅広い層にアプローチできます。

※参考: X(Twitter) Japan

X広告の種類

プロモ広告 通常のユーザー投稿と殆ど変わらず、ポスト(ツイート)を広告として投稿できます。
コレクション広告 複数の商品をまとめて表示できるスライド(カルーセル)式の広告です。
テイクオーバー Xおすすめ欄の上部に表示され、かなり目立つ広告です。
ダイナミック商品広告 AIを用いてユーザーの興味とマッチした広告を表示できます。

参考:X広告(Twitter広告)ヘルプセンター|X広告のフォーマット

 

TikTok広告

TikTok広告の特徴は話題になっている人気の曲を使用できる点です。
またテンポが速い曲やノリのいい曲が好まれる傾向があるので、明るい・楽しさを訴求したい広告に向いています。

TikTokのユーザー状況

⽉間アクティブユーザー数:約2,800万人(2024年2月時点)
ユーザー年齢層:10代で66.4%、20代で47.9%が利用しています。最近では主婦層(25〜44歳の女性ユーザー)でも利用者数が伸びているようです。

TikTok広告の種類

起動画面広告 TikTokを起動時に3秒~5秒間表示される、利用ユーザー全員にアプローチできる広告です。
インフィード広告 投稿と投稿との間に表示される広告です。通常の投稿と同様に5〜15秒間、表示させることができます。
ブランドオークション広告 配信後でもクリエイティブやターゲットの修正をすることができる広告です。
ブランドエフェクト広告 企業独自のエフェクト(髪型の変更や背景)をユーザーに使ってもらい、商品の体験をしてもらいながらユーザーに投稿してもらう広告です。
ハッシュタグチャレンジ広告 TikTok内で企業が設定したハッシュタグ(#〇〇)にちなんだ動画を広告として配信するユーザー参加型の広告です。

 

Pinterest広告

じわじわと利用者数を伸ばしているSNSなので知らない方もいらっしゃるかもしれません。
Pinterestは写真や画像を保存して他のユーザーと共有できる機能がメインとなります。

ただし、写真や画像というのは自分で撮影したものではなく、インターネットにすでにある写真や画像のことです。
これらをアイデアとして自分用に保存したり、他のユーザーが保存している画像をみて気に入ったものがあれば自分のコレクションとして保存したりします。

Pinterest広告は検索した商品やサービスに関連した広告が自然に表示されるため、違和感なくユーザーを誘導することができます。

Pinterestのユーザー状況

⽉間アクティブユーザー数:約1,050万人(2024年8月時点)
ユーザー年齢層:男女比率は男性17.2%に対して女性が76.2%と、Instagramよりも女性の利用率が高いです。Pinterestは仕事にも使えるアプリということもあり、年齢層は25~34歳が38.9%を占めています。

※参考:Pinterestが日本で急成長 買い物エンゲージメント4.1倍の裏側 | 日経クロストレンド

Pinterest広告の種類

スタンダード画像アド 1枚の画像・タイトル・説明文で構成されるベーシックな広告フォーマットです。
ショッピングアド スタンダード画像アドと同じで、データフィードを利用し、広告の商品をユーザーが購入できるようにするフォーマットです。
スタンダード動画アド 通常の投稿と同じサイズの動画を利用できるベーシックな広告フォーマットです。
ワイド動画アド モバイル画面全体に動画広告を表示できるフォーマットです。
カルーセルアド 2~5枚の画像・タイトル・説明文で構成された広告フォーマットです。
コレクションアド スマートフォンのフィード上に、メインの画像1枚と関連するサブ画像3枚を表示できるフォーマットです。
アイデアアド 複数の画像や動画を組み合わせ、1件の投稿として広告を表示するフォーマットです。

※参考:Pinterest 広告仕様を確認する

目的別に最適なSNS広告の選び方

SNS広告を成功させるためには、広告の目的に応じて適切なプラットフォームを選ぶことが重要です。以下に、主要な目的別に最適なSNS広告を紹介します。

認知拡大・ブランドの認知度向上

  • Instagram広告(ビジュアル重視の広告で視覚的に印象を与えやすい)
  • TikTok広告(動画コンテンツで若年層にリーチしやすい)
  • LINE広告(幅広い年齢層にアプローチ可能)
  • Pinterest広告(検索機能を活用し、長期間にわたりブランドの認知を維持できる)

商品・サービスの販売促進(コンバージョン向上)

  • LINE広告(クーポン配布や公式アカウントとの連携が可能)
  • X広告(リアルタイムのセール情報や限定キャンペーン告知に最適)
  • Facebookリード獲得広告(問い合わせや資料請求を促しやすい)

ウェブサイトやLPへの流入増加

  • X(旧Twitter)広告(拡散力が高く、話題性のある投稿が向いている)
  • Facebook・Instagramフィード広告(タイムライン上に自然に表示され、クリック率が高い)
  • Pinterest広告(ビジュアル検索からの流入を増やせる)

来店・イベント集客

  • LINE広告(位置情報を活用したターゲティングが可能)
  • Facebookイベント広告(イベントページと連携して参加を促進)
  • Instagramストーリーズ広告(短時間で強い印象を与え、イベントや来店を効果的に告知できる)

SNS広告は目的に応じて適切なプラットフォームを選ぶことで、より高い効果を得ることができます。ターゲット層や商品・サービスの特性を考慮しながら、最適な広告戦略を立てましょう。

まとめ

SNS広告を成功させるためには、以下のポイントを押さえましょう。

目的に合ったSNS広告を選ぶ(認知拡大・コンバージョン・リード獲得など)

ターゲット層を明確に設定し、適切な配信方法を選択

広告クリエイティブ(画像・動画・テキスト)を最適化する

運用データを分析し、改善を繰り返す

SNS広告の効果を最大化するためには、ターゲットに合わせた適切な広告フォーマットを選び、魅力的なクリエイティブを作成することが重要です。
そのためには、各SNSの特徴を理解し、戦略的な広告運用を行う必要があります。

各SNSの特徴を理解したうえで広告の目的を明確にし、クリエイティブをしっかりと作り込む必要があります。
やはりそこまでするのは難しいかもしれませんので、そんなときは広告代理店に頼んでしまったほうが早く成果が出せることも多くあります。

弊社総合アドはSNS広告に関してお困りのことや、運用に関してのサポートなどのご相談を承っております。
お気軽にご相談ください。

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