LINE公式アカウントの「クーポン」の作り方と利用方法

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LINE公式アカウントに「クーポン」と呼ばれる機能があるのは皆さんご存知でしょうか?

弊社がLINE公式アカウントの運営サポートをさせていただく中で、「クーポン」に関するお問い合わせを日々いただきます。

  • クーポンを作りたいけど作り方が分からない
  • クーポンを作ってみたけど、どうやってお客様に使ってもらうの?
  • クーポンを使ったいい企画はない?

上記のようなご質問をいただきますが、この記事を読んでいる方も同じような疑問がある方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、LINE公式アカウントでのクーポンの作り方から、クーポンの使い方まで詳しく解説していきます。

目次

LINE公式アカウントの「クーポン」は2種類

クーポンイメージ
LINE公式アカウントの「クーポン」は2種類

LINE公式アカウントには、クーポンの種類が2種類あります。

  • 通常クーポン
  • 抽選機能つきクーポン

上記2つのクーポンでは仕様が異なりますので、それぞれの特徴をご紹介します。

通常クーポン

LINE公式アカウントの通常クーポンとは、友だち追加したユーザーが使用できるクーポンです。

LINE公式アカウントを友だち追加してくれたら、誰でも使用することができます。

抽選機能つきクーポン

抽選機能つきクーポンとは、LINE公式アカウントを友だち追加したユーザーで、なおかつ、抽選で「当たり」がでたユーザーのみが使用できるクーポンです。

抽選で「ハズレ」が出たユーザーはクーポンを使用することができません。

LINE公式アカウントの「クーポン」の作り方

LINE公式アカウントのクーポンの作り方は、意外と簡単です。

クーポンの作り方手順
  1. 管理画面の左側「ツール」より「クーポン」を選択し作成
  2. 「クーポン名」を設定
  3. 「有効期間」を設定
  4. 「写真」を設定
  5. 「利用ガイド」を設定
  6. 抽選機能つきにする場合は「当選確率」「当選者数の上限」を設定
  7. 「公開設定」を選択
  8. 「使用可能回数」を選択
  9. 「クーポンコード」を選択
  10. 「クーポンタイプ」を選択

上記1~10の手順に沿って作成すれば誰でも簡単にクーポンを作ることができます。

文字だけでは分からない方も多いと思いますので、LINE公式アカウントの管理画面の画像と共により詳しく説明していきます。

管理画面の左側「ツール」より「クーポン」を選択し作成

LINE公式アカウント管理画面
1.管理画面の左側「ツール」より「クーポン」を選択し作成

LINE公式アカウント管理画面の左側「ツール」より「クーポン」を選択し作成します。

「クーポン名」を設定

LINE公式アカウント管理画面
2.「クーポン名」を設定

続いて「クーポン名」の設定です。

「●●プレゼント!」「◯◯円引きクーポン」など、ひと目で分かりやすい簡潔なクーポン名にしましょう。

「有効期間」を設定

LINE公式アカウント管理画面
3.「有効期間」を設定

クーポンの「有効期間」を設定してください。

有効期限は随時変更することができるため、途中で延長したい、または期間を短縮したい、といった場合も上記部分から変更が可能です。

クーポン期間の短縮については、ユーザーとのトラブルになりかねないため、有効期限を変更する際は十分にご注意ください。

「写真」を設定

LINE公式アカウント管理画面
4.「写真」を設定

クーポンのビジュアルになる「写真」の設定です。

任意項目なため、必ずしも画像を入れる必要はありません。しかし、ユーザーの興味を引き付けるためにも画像を設定することをオススメします。

また、配信した際のクーポンの画像表示は横長になりますので、横長の画像を設定した方がキレイに見えますよ。

「利用ガイド」を設定

LINE公式アカウント管理画面
5.「利用ガイド」を設定

クーポン利用時の注意書きになる「利用ガイド」を設定しましょう。

ユーザーとのトラブルを起こさないためにも、「●●円以上お買上げの時だけ利用可能」や「平日のみ利用可能」など、クーポンを使用する際に条件がある場合は必ず明記しましょう。

抽選機能つきにする場合は「当選確率」「当選者数の上限」を設定

LINE公式アカウント管理画面
6.抽選機能つきにする場合は「当選確率」「当選者数の上限」を設定

抽選機能つきクーポンを作成する場合は、「当選確率」「当選者数の上限」を設定してください。

抽選クーポンの当選確率は「1%~99%」の中で選ぶことができます。

しかし、想定よりも当たりづらいことが多いため、少し高めで設定いただくことをおすすめします。

当選確率も随時変更が可能ですので、クーポンの使用状況等を見ながら変更するのもOKです。※ハズレになった方はハズレのままになります。

当選者数の上限については、任意項目になりますので必要であれば設定してください。

当選者の上限に達した場合、その時点から抽選を引いた方は全て「ハズレ」と表示されます。

「公開設定」を選択

LINE公式アカウント管理画面
7.「公開設定」を選択

LINE公式アカウント以外の、他SNSでクーポンをシェアしたい場合は「公開する」を選択してください。

LINE公式アカウントの友だちになったユーザーにのみ見てほしい、使ってほしいという場合は「公開しない」を選択してください。

※LINE公式アカウント「プロフィール」内のプラグインに「クーポン」を設定していると、友だちでないユーザーもクーポンを入手できてしまうのでご注意ください。

「使用可能回数」を選択

LINE公式アカウント管理画面
8.「使用可能回数」を選択

クーポンの有効期間中、何回でも使えるようにする、もしくは1回のみの選択ができます。

2回や3回までといった、クーポンの使用回数を指定した設定はできません。

「クーポンコード」を選択

LINE公式アカウント管理画面
9.「クーポンコード」を選択

クーポンコードを設定した場合、ユーザーがクーポンを開封することでクーポンコードが表示されるようになります。

クーポンコードが必要無い場合は「表示しない」を、必要な場合は「表示する」を選択し、16文字以内で設定をしてください。

LINE公式アカウントのクーポンは、基本的にユーザーが来店し、店舗スタッフにクーポンを提示する「対面式」での活用機能となります。
そのため、ECサイトやオンラインで完結させたい場合(非対面式)は、クーポンコードを利用しましょう。

「クーポンタイプ」を選択

LINE公式アカウント管理画面
10.「クーポンタイプ」を選択

LINE公式アカウントで作成できるクーポンタイプは、全部で4種類あります。

  • 割引
  • 無料
  • プレゼント
  • キャッシュバック

クーポン内容に合った内容をプルダウンより選択し設定してください。

以上でLINE公式アカウントのクーポン設定は完了です。

LINE公式アカウントの「クーポン」の配信方法

続いては、LINE公式アカウントの「クーポン」の配信方法についてご説明します。

LINE公式アカウントのクーポン用QRコードの生成も可能です!
▼詳しい内容はこちらの記事をチェック♪

メッセージで配信

LINE公式アカウント管理画面
メッセージで配信

LINE公式アカウントの友だちになったユーザー(既存ユーザー)に向けてクーポンを配信したい場合は、メッセージを作成から「クーポン」を選択すると配信ができます。

あいさつメッセージで配信

LINE公式アカウント管理画面
あいさつメッセージで配信

LINE公式アカウントの新しく友だちになったユーザー(新規ユーザー)に向けてクーポンを配信したい場合は、あいさつメッセージに「クーポン」を設定すると、設定された時点から友だちになったユーザーに配信ができます。

リッチメッセージやカードタイプで配信

LINE公式アカウント管理画面
リッチメッセージやカードタイプで配信

リッチメッセージやカードタイプにもクーポンが設定できます。

プルダウンで「クーポン」を選択し、希望のクーポンを設定して保存後、メッセージ作成にてアイテムを配信してください。

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LINE公式アカウントの「クーポン」の使用方法

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LINE公式アカウントの「クーポン」の使用方法

LINE公式アカウントのクーポンを使用するためにはどうしたらいいのか?

このようなご質問を度々いただきます。

LINE公式アカウントのクーポンを使用するためには、店舗のスタッフさんに協力していただく必要がありますので、画面の流れを見ながら確認しましょう。

クーポンの「今すぐ確認」をタップするとクーポンの詳細が表示されます。

画面下にある「クーポンを提示する」をタップすると「使用済みにする」と表記が切り替わるので、この画面からはスタッフさんに見てもらうことをおすすめします。

「使用済みにする」をタップすると使用済みにするかの確認ポップアップが出ますので、ここで「使用済みにする」を選択すると、使用回数が1回のみの場合は、以降使えなくなります。

上記のような流れでLINE公式アカウントのクーポンを使用することができます。

LINE公式アカウントの「クーポン」を配信するメリット・デメリット

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LINE公式アカウントの「クーポン」を配信するメリット・デメリット

LINE公式アカウントのクーポンを配信することは、メリットの方が多いですが下記のようなデメリットもあります。

メリットデメリット
来店を促進する
ブロックをさせないようにする
友だち数を増やすきっかけになる
特典により店舗の費用負担が発生する
LINE公式アカウントの「クーポン」のメリット・デメリット

LINE公式アカウントのクーポンのメリット・デメリットいつて、より詳しく開設していきましょう。

LINE公式アカウントのクーポンのメリット

  • 来店数を促進する

LINE公式アカウントのクーポンは対面での使用が基本となっています。

※クーポンコードなどを利用して非対面で使用も可能です。

そのため、クーポンを使用するためには来店する必要があるため、ユーザーの来店促進を狙えます。

  • ブロックをさせないようにする

ブロックの回避を図るには、ユーザーにとって有益なアカウントと感じてもらえるかどうかが大切な部分となります。

そのため、クーポンを配信することによりブロック対策になります。

  • 友だち数を増やすきっかけになる

特にあいさつメッセージにクーポンを設定することで、友だち追加することでクーポンがもらえるなら、と新規ユーザーの獲得をプッシュします。

さらに、前述したようにクーポンは他SNSでシェアをすることも可能です。

別の導線からクーポンをきっかけに友だち追加してもらえることも狙えます。

LINE公式アカウントのクーポンのデメリット

  • 特典により店舗の費用負担が発生する

「●●円引き」や「●●プレゼント」など、その分店舗の負担が発生します。

店舗としてはできる限り抑えたいところではあると思います。

そのため、割引率が少ないものをたくさん配信するよりは、割引率の高めのものを抽選機能つけて配信する方が、負担を掛けすぎずに実施でき、ゲーム性や特別感も出るのでおすすめです。

LINE公式アカウントの「クーポン」を活用した企画例

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LINE公式アカウントの「クーポン」を活用した企画例

LINE公式アカウントの「クーポン」を活用した企画例を4つご紹介します。

ぜひLINE公式アカウント運用のご参考にしてください。

「毎月●日は○○の日!」といった固定イベント

店名や業態に合わせて語呂合わせの記念日を作って配布。

例)毎月29日は肉の日!1日限定でカルビ1人前を無料サービス

バースデーイベント

毎月その月に誕生日の方を対象にクーポンを配布。

※クーポン内に「ご利用の際は生年月日が分かるもののご提示をお願いします」と明記しておくことをオススメします。

例)誕生日おめでとう!500円引きクーポンプレゼント!

抽選イベント

抽選機能を付けてゲーム性や特別感を持たせたクーポンを配布。

例)«30名様限定»抽選で当たると黒毛和牛1Kgプレゼント!

ゲリライベント

当日の空き状況などに合わせてクーポンを配布。

例)今から閉店までにご来店いただくと100円引き!

まとめ

今回はLINE公式アカウントの「クーポン」についてご紹介させていただきました。

クーポンを活用しメッセージ配信をすることで、来店の促進やお店のPRに繋がります。

クーポンを活用する際は、下記メリット・デメリットをおさえていただきより有効的に活用していきましょう。

メリットデメリット
来店を促進する
ブロックをさせないようにする
友だち数を増やすきっかけになる
特典により店舗の費用負担が発生する
LINE公式アカウントの「クーポン」のメリット・デメリット

また、LINE公式アカウントのクーポンの内容に関して、クーポンの配信内容にお困りの方はぜひ弊社までお問い合わせください。

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この記事を書いた人

総合アド マーケティング事業部所属。
企業のLINE公式アカウントをサポートするCSチームを経験し、現在はLINE広告を中心としたSNS広告、GoogleやYahoo!といったWEB広告などの広告運用を担う。
LINE Green Badge 各種、Google広告各種認定資格、Yahoo!広告各種認定資格 取得。

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