【最新】LINE広告の仕組みを解説!出稿~表示までの仕組みとは?

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LINE広告を出稿するためにはどうすればいいのか?仕組みが分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「LINE広告の仕組み」について、必要な準備~出稿。合わせて、配信面への表示に関する仕組みについて詳しく解説したいと思います。

最後まで読んでいただければ、LINE広告を出稿するための準備だけでなく、LINE広告が表示される仕組みについて理解することができるでしょう。

目次

LINE広告の出稿手順

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LINE広告を出稿するには、下記の3ポイントをクリアする必要があります。

  1. LINE広告アカウントの開設
  2. 配信の設定
  3. 配信内容の審査

1.LINE広告アカウントの開設

システムの仕組み上、LINE広告を出稿するにはまずLINE広告アカウントの開設が必要となります。
※LINE広告アカウントは、LINE公式アカウントとは異なります。

まずこちらから、ビジネスIDをお持ちでない方は「アカウントを作成」より画面の手順に従ってビジネスIDを取得してください。
LINE公式アカウントを開設しており、ビジネスIDをお持ちの方はこちらから「LINEでログイン」または「ビジネスアカウントでログイン」を選択してください。

【ビジネスIDとは…】
LINEヤフー株式会社の提供するビジネス向けサービスの各種管理画面にログインできる共通認証システムのことです。

管理画面にログイン後、広告アカウントのタブから「新しい広告アカウントを作成」を選択し、LINE広告を出稿したい企業・店舗情報や請求先情報など画面の表示に沿って各項目を入力し登録を行ってください。

※LINE公式アカウントは必須となります。
 詳しい情報はこちら(LINEヤフーforBusiness:LINE広告アカウント開設方法)をご参照ください。

2.配信の設定

LINE広告アカウントが完成したら、次は配信の設定です。

広告アカウントを選択し、「キャンペーンを作成」から広告配信したいターゲットや内容の設定を行います。

LINE広告の仕組み(配信内容の設定について)
LINE広告には「キャンペーン」「広告グループ」「広告」の3段階があります。
「キャンペーン」の中に「広告グループ」があり、「広告グループ」の中に「広告」があるイメージです。
それぞれで設定できる内容が異なりますので、細かくチェックしていきましょう。

キャンペーン

LINE広告の管理画面

キャンペーンでは、キャンペーン目的・掲載期間・予算などが設定できます。

ウェブサイトへのアクセスを増やしたい、LINE公式アカウントの友だち数を増やしたい、など LINE広告を配信する目的を明確にしましょう。

※ステータスが「有効」になっている場合、「広告」まで設定が完了すると自動的に配信手配に進みます。
 テストで作成したいなど、配信自体が未定の場合はステータスを「一時停止」にしてください。

広告グループ

LINE広告の管理画面

広告グループでは、ターゲット・入札方法・日予算などが設定できます。

また、広告グループは複数作成できるため、配信したい内容やターゲットが複数ある場合は1つにまとめずに分けて作成しましょう。
例)東京の男性に向けての広告グループ、名古屋の20~40代の女性に向けての広告グループ など

ターゲット設定では、地域や年齢、興味関心についてのカテゴリなど、配信をしたいユーザーの属性を選択することができます。

※属性を絞りすぎてしまうと、配信先に該当するユーザー数が少なくなってしまうため結果が得られにくくなります。
 推定オーディエンスを確認しながら、注意して属性の絞り込みを行ってください。

【キャンペーンでの予算と広告グループでの予算の違い】
キャンペーン予算は「全体の広告費」、広告グループの予算は「全体の広告費から広告グループごとへ割り振った予算」となります。
広告グループが複数ある場合、各広告グループの予算を変えることもできます。
例)広告グループAの日予算を5,000円、広告グループBの日予算を3,000円 など

広告

LINE広告の管理画面

広告では、フォーマット(画像形式)・テキスト・リンクなどが設定できます。

フォーマットは、スクエア(正方形)・カード(横長)・動画など様々ありますが、キャンペーン目的によっては設定できないものもあります。
※LINE広告の入稿規定についてはこちらをご参照ください。

遷移先リンクの部分では、計測タグを設定したURLの設定も可能です。

ステータスが「有効」または「一時停止」の場合、広告を保存した後に編集ができなくなります。

下書きの状態にしたい場合は、必ずステータスを「下書き」にして作成をしてください。

3.配信内容の審査

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配信内容の設定が完了したら、広告を審査に通す必要があります。(審査完了には約5営業日かかります)

「広告」のステータスを「有効」にすることで自動的に審査が行われ、掲載の可否をLINEヤフー株式会社の規定に基づいて判断されます。

※審査の詳細についてはこちら(LINEヤフーforBusiness:LINE広告 審査の基本)をご参照ください。

掲載が認められると出稿手配に進みます。
LINE広告を出稿したい期間が明確な場合は、掲載日に間に合わなくなる前に審査の可否も含め、早めに準備をしておきましょう。

LINE広告が表示される仕組み

LINE広告が表示される仕組みの特徴として「オークション」があります。

LINE広告表示の仕組み
  1. ユーザーが配信面へ訪れる:集客
  2. ユーザーに合った広告グループを他社含めセレクトされる:選定
  3. 設定された入札金額をもとに表示広告を決定:オークション
  4. ユーザーへ表示:インプレッション

1.ユーザーが配信面へ訪れる

ユーザーがLINE広告の配信面に訪れた時点で、LINE広告を表示させる仕組みがスタートします。

LINE広告の配信面についてはこちらをご参照ください。

2.ユーザーに合った広告グループの選定

広告グループに設定したターゲットの条件に合致したユーザーに対して選定が行われます。

ターゲットを絞りすぎてしまうと、選定の段階へ進まず配信が全然されないといった状態になってしまうので注意が必要です。

3.設定した入札金額によるオークション

広告グループで設定した課金方法とそれに応じた予算により、表示させる広告のオークションが行われます。

実際に表示されるときの単価は、2番目の単価より+¥1された金額となります。
例)広告Aがオークションで勝ち取り:2番目の広告Bが¥120の場合、広告Aは予算を¥200にしていたとしても落札額は広告Bより¥1高い¥121となります。

4.ユーザーへ表示

オークションで決定された広告がユーザーに表示されます。

入札手段(自動・手動)や入札戦略など、運用方法はさまざまあります。
広告の目的や予算、業務バランス…自社に合った方法を組み合わせながら運用しましょう。

まとめ

今回は「LINE広告の仕組み」について解説しました。

LINE広告の準備~出稿に至るまでには、

  1. LINE広告アカウントの開設
  2. 配信の設定
  3. 配信内容の審査

アカウント開設から行う場合は、開設~審査完了後の掲載までに最大で10営業日ほどかかる場合がありますので、イベントや新商品発売の告知など、ある程度配信希望日が決まっている際は、早めの準備を心がけましょう。

LINE広告が表示されるには…

  1. ユーザーが配信面へ訪れる:集客
  2. ユーザーに合った広告グループを他社含めセレクトされる:選定
  3. 設定された入札金額をもとに表示広告を決定:オークション
  4. ユーザーへ表示:インプレッション

オークションにより表示される広告が決定します。

オークションにのみ注力してしまい金額だけを気にしてしまう方もいますが、ユーザーに表示された後に「印象に残る」「アクションを起こす」といった目的(ゴール)が重要なので、広告の画像やテキスト内容もしっかりと意識しましょう。

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この記事を書いた人

総合アド マーケティング事業部所属。
企業のLINE公式アカウントをサポートするCSチームを経験し、現在はLINE広告を中心としたSNS広告、GoogleやYahoo!といったWEB広告などの広告運用を担う。
LINE Green Badge 各種、Google広告各種認定資格、Yahoo!広告各種認定資格 取得。

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